ども、しおみです!
- 一人で起業するのは不安
- 仲間と楽しい人生を送りたい
- 馴れ合いの人間関係に疲れた
これらは、僕が会社員時代に抱えていた起業に関する悩みです…
しかし、今では仲間と共に、複数の事業を展開することができています。
どうやって仲間を集めたのか?
仲間集めに対する必要な考え方についてまとめてみました。
「友達」と「仕事仲間(同僚)」と「仲間」の違い
「友達」の定義
友達は、偶然同じ環境にいる(いた)人です。
出身校が同じだった、同じクラスだった。といった感じですね。
近所でよく遊んだ友達とかも当てはまると思います。
「仕事仲間(同僚)」の定義
仕事仲間は、偶然同じ会社になって、偶然同じプロジェクトに関わっている人です。
決してお互いに求めていたわけではありません。
そして、一番のポイントは、利害関係があるということ。
会社の同僚で、どれだけ仲が良くても、相手の能力を認めていても、
会社を辞めた途端、付き合いがなくなったりします。
それは、付き合いがあった会社に所属しなくなることで、利害関係がなくなるからです。
退職後も付き合う、一緒に仕事をしたりできるなら、それは次で紹介する「仲間」かもしれませんね。
「仲間」の定義
仲間は、同じ志を持って、切磋琢磨できる人です。
目指している世界が同じであったり、人生において目標としていることが似ていたりします。
利害関係がなくても、相手が辛い時には助け合ったり、無条件でサポートをしたいと思える相手のことです。
起業する際に、仲間がいるメリット
「仲間」と起業しよう
一人で起業できるなら、それもOKですね。
しかし、複数人で起業する場合は、「仲間」と起業するべきです。
過去の「友達」や、利害関係でつながっている「仕事仲間」と起業するのは危険です。
- お金を持ち逃げされたり
- 揉め事を起こしたり
- 裏切られたり
志(目指している世界)が違う人と起業をすると、トラブルの元になるので要注意です。
「仲間」がいるメリット
細かく挙げればキリがないのですが、大きくまとめるとメリットは2つ。
- 「得意」を活かせる
- 「苦手」を補ってくれる
この2つです。
日本の教育で常識とされている「苦手克服」
ここに時間を割く必要がないというのが、一番のメリットです。
得意&好きなスキルを磨くことで、チームに貢献できるので、
仲間がいるのは非常にメリットが大きいと言えます。
起業の仲間集めをする時に大切な11のこと
複数人で起業するのは、メリットが大きいけど、
真の「仲間」になれるかはわからない…
というのが、よくある悩みだと思います。
僕も、過去にはたくさんの”裏切り”を経験してきました。
500万ほど持ち逃げされたこともあります。
だからこそわかる、仲間集めをするときの重要ポイントを紹介しますね。
1.旗を掲げる
「こうしたい!こうなりたい!」という理念ですね。
それが、企業(個人でも)の行動指針になります。
旗を掲げなければ、なにがしたい人かわからないので、仲間も集まってきようがないですね。
ゆるぎない理念を持っていれば、「マネーの虎」というテレビ番組のように
お金を出資してくれる人が出てくることもあります。
2.確信を強く持つ
おれは “海賊王” になる男だ!!!!
モンキー・D・ルフィ pic.twitter.com/BcFHdT2dEW
— ワンピース名言bot (@jJa34tTOmRwxwzz) June 6, 2020
「”海賊王”になれたらいいな…」と、不安が垣間見えると
「こいつに付いていって大丈夫かな…?」と、相手も不安になります。
根拠のない確信が、相手に希望を与えます。
今はまだ、海賊王ではないけど、いつかなるんだろうなと
思わせる「確信」が、利害関係ぬきの仲間を引き寄せます。
3.期限を決める
やると決めたことを、いつまでにやるか期限を決めましょう。
「夢」に「期限」が加わることで、予定になります。
期限を決めることは、最初は怖いかもしれませんが
慣れると、日々の予定を管理するように、やりたいことが叶っていきます。
「いつかやりたい」と、口だけの人に、仲間は付いてこないですよね。
4.得意と不得意を知る
俺は剣術を使えねぇんだ!航海術も持ってねぇし!料理も作れねぇし!嘘もつけねぇ!俺は助けてもらわねぇと生きていけねぇ自信がある!!! – モンキー・D・ルフィ (ONE PIECE) #11382 pic.twitter.com/D5Y6eRXQ1l
— 漫画/アニメ名言bot (@anime_quote_bot) May 19, 2020
「仲間が必要であることを知る」ということです。
自分1人で何でもできる人に、仲間は必要ないですから。
しかし、本来、1人でなんでもできるなんてことはあり得ないわけです。
必ず誰かに助けてもらっている。ということを知り、感謝することから、本当の仲間集めは始まると思っています。
自分の得意は、人のために使い、
自分の苦手は、仲間に補ってもらいましょう。
そうすることで、1+1が2以上になるのです。
5.会う人会う人に言いまくる
自分の得意を自慢するのでなく、むしろ不得意を言いまくります。
「こういう仲間がほしい!」とはっきりと公言することで、思わぬ縁が出来るかもしれません。
6.For you の精神をもつ
自分の不得意を補ってもらう=相手を利用するになると、誰も寄り付かなくなります。
相手の得意を活かせるフィールドを与えることができれば、仲間になりたくなるものです。
自分本位で考えるのではなく、相手の立場に立って、なにか助けになってあげましょう。
Give & give & give の精神がとても大切です。
見返りを求めずに、自分の得意を活かして相手に与えまくりましょう。
7.人柄
謙虚な心をもって、事業に取り組みましょう。
おごっている人には誰も寄りつきません。
8.世の中のためになると自覚する
最初は、自分がやりたいこと第一で構いません。
しかし、それは必ず世の中のためにもなる、あるいは、他の誰かが喜んでくれます。
あなたと同じ世界を求めている人は、必ずいます。
そういった人が、あなたの仲間になります。
「世の中のためになることをする」というよりは、
これから取り組むことが、世の中のためになっていることを自覚しましょう。
9.仲間を集めようとしない
少し矛盾するかもしれませんが、仲間を集めようとしてはダメです。
「仲間を集める=仲間を利用したい」という下心が、筒抜けです。
仲間になるかどうかは、相手が判断します。
あなたは、仲間を集めようとするのではなく、
「タイミングが来れば勝手に集まるものだ」と、信じるだけでOKです。
必ず、あなたの理念に共感した人が、自然と集まってくるので安心してください。
10.絶対にやりきる
仲間集めで大切なことは、信頼を積み重ねることです。
信頼は、1日2日で構築できません。
「言ったことは、必ず実行する!」
これを繰り返すことでしか、信頼を積み重ねることはできません。
言ってることより、やってることを見られていると知りましょう。
11.楽しむ
テーマパークと同じです。
楽しそうなところに、人は集まります。
失敗も含めて楽しみましょう。
あなたが「楽しい」と思っている、その場に自然と仲間が集まってきます。
今日から実践できる仲間集めの方法
仲間集めのために最初にやるべきこと
「仲間集めの方法」と言えば、
- 異業種交流会に行く
- セミナーや勉強会に行く
- SNSで募集する
といったことをお勧めする人もいますが、僕は正直、意味がないと思っています。
自分の軸が定まらない状態で、多くの人と会っても混乱するだけです。
上でも挙げたように、仲間集めにおいて大切なことは、自分の在り方です。
理念や、目指す世界を明確にすることが、一番の近道です。
まず最初にやることは「あなたはどんな世界を目指していますか?」という問いに
迷わず答えることができるようになることです。
ちなみに、こちらが、僕が目指す世界です。
必ずしも自分の旗を掲げる必要はない
とはいえ、いきなり理念を一言でまとめるのは、難しいです。
そこでおすすめするのは、誰かが掲げた旗を支えることです。
必ずしも、最初から自分で旗を掲げる必要はありません。
今まで、お給料や、福利厚生、世間の目などを基準に選んでいた
「仕事」を選ぶ基準を変えてみましょう。
- 企業理念(言ってることではなく、やってること)
- あなたが目指したい世界に近いか?
- 無給でもやりたい!と思えるか?
こういった基準を持って、仕事を選んでみてください。
そこで出会った人たちは、あなたの「仲間」になり得る存在です。
あなたが、新たに旗を掲げた時に、応援してくれるでしょう。
まずは、誰かが掲げた旗を支えるクルーとなり、いい影響を受けることをおすすめします。
まとめ
ここまで、仲間集めに必要なことをまとめてきました。
しかし、僕自身すべて実践できているとはまだ言えません。
少しずつ仲間は増えてきましたが、まだまだこれからです!
ぜひ、この記事を読んでもらって、
お互いに信頼できる「仲間」を集めていけたら幸いです!