こんにちは。
田舎暮らしへの想いを高めつつ、今は都会で仕事に邁進中のtsmです。
さて、今回は、田舎暮らしを検討されている方必見。
移住者支援制度を取り上げていきます。
あまり表に出てこないですが、知って得する支援制度。知らない方も多いはず。
早速見ていきましょう。
地方自治体による田舎暮らし支援
「田舎の支援制度」と聞いて思い浮かぶのは、地方自治体によるものではないでしょうか?
最近では、地方創生の一環として、
東京一極化から地方への移住を促そうとする取り組みが、国をあげて展開されてますよね。
実際に、週末田舎暮らし(平日は都市部、週末は地方部で暮らす)は国が推進しています。
その中で、地方自治体も、地方の活性化や人口減少を食い止めるため、
移住希望者にとって魅力的な支援制度を展開しています。
いざ移住となるとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、
様々な支援制度を活用し、移住による負担を軽減することも可能です。
地方自治体によって、支援制度の内容は多種多様です。
移住支援制度を切り口として、移住を考えてみるもの良いかもしれませんね。
どの地方自治体で田舎暮らしをするべきか?
地方自治体による支援制度があると言っても、
どの市区町村を調べれば良いか分からないと思います。
何といっても、日本には1,700を超える市区町村が存在するのですから…。
そこで、今回は「田舎暮らしの本(2020年2月号)」にて発表された
住みたい田舎ランキングの大きなまち総合部門ベスト3の地方自治体について、見ていきますね。
山口県宇部市の田舎暮らし支援
① 東京圏在住者向けの移住補助金
東京圏から宇部市へ移住・就業、創業された方の経済的負担の軽減を目的に、
2人以上の世帯の場合は100万円、単身の場合は60万円の補助。
② 引越助成金
移住促進のため、引越業者に支払った費用の2分の1相当額を上限5万円として支給。
③ お試し住宅
1週間13,000円で、2LDKの高級住宅街のアパートを賃貸し、
宇部市での生活を体験できる制度。
参考:宇部市ホームページ(https://www.city.ube.yamaguchi.jp/index.html)
鳥取県鳥取市の田舎暮らし支援
① 東京圏在住者向けの移住支援金
東京圏への一極集中の是正及び中小企業等の人手不足解消を目的とし、
2人以上の世帯の場合は100万円、単身の場合は60万円の補助。
② お試し定住体験
5日間までは一律6,000円、6日目以降は1日1,200円加算で、
最長1カ月間、自然に恵まれた地域の住宅で田舎暮らしを試すことができる制度。
③ 民間賃貸住宅家賃支援
若者夫婦世帯に10,000円、子育て世帯には15,000円を、
最長1年間、家賃を補助する制度。
参考:鳥取市ホームページ(https://www.city.tottori.lg.jp/www/index.html)
静岡県静岡市の田舎暮らし支援
① 東京圏在住の方向けの移住・就業補助金
市内への移住・定住の促進や、中小企業の人手不足解消を目的に、
2人以上の世帯の場合は100万円、単身の場合は60万円の補助。
② 空き家改修事業補助金
市内の空き家の有効活用による、定住促進と地域の活性化のため、
上限70万円として、補助対象経費の3分の1を補助。
参考:静岡市ホームページ(https://www.city.shizuoka.lg.jp/index.html)
地方創生移住支援事業
上で紹介した3つの自治体では、共通した支援制度があります。
それが、東京圏在住者向けの移住支援金です。
目的は、東京一極集中是正および地方の担い手不足対策で、国が打ち出した方針です。
地方創生移住支援事業の概要
東京23区(在住者又は通勤者)から東京圏外へ移住し、移住支援事業を実施する都道府県が選定した中小企業等に就業した方又は起業支援金の交付決定を受けた方に都道府県・市町村が共同で交付金を支給する事業です。
引用元:内閣官房・内閣府 総合サイト(kantei.go.jp/jp/singi/sousei/ijyu_shienkin.html)
金銭的な支援も大きいですが、小さな負担でお試し移住体験できるのも魅力的ですよね。
東京圏在住の場合は、ぜひ利用してみてください。
民間企業による田舎暮らし支援
地方自治体の他に、民間の移住支援会社があるのはご存じでしょうか?
移住を検討している方と、移住者を受け入れたい地方自治体のマッチングを目的に、
様々な企画や情報を提供する組織です。
実際に田舎での生活や農業・林業体験がプログラムに組み込まれているため、
移住後の生活をリアルに想像することができ、おすすめです。
「いつかは田舎暮らしをしてみたいな」
という漠然とした想いを、
「田舎暮らしをする!」「農業を始める!」
という決意に変えるきっかけを得ることができるかもしれません。
田舎へのインターンシップ
2泊3日~1週間程度で、農業などの就業体験をすることができます。
実際に地域の方と働くことで、
移住や就業に関する認識のズレを極力なくすことが期待できそうです。
情報収集不足からの「こんなはずじゃなかった~…」だけは、
何としても避けたいですよね。
個別相談できる場もあり、手厚いフォロー体制が魅力的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
魅力的な田舎暮らし支援制度がたくさんありましたね。
しかし、今回紹介したのは、ごく一部の制度です。
あなたにとって最も魅力的な支援制度を見つけて有効活用し、
憧れの田舎暮らしを現実にしていきましょう。