自由なライフスタイルに不可欠な要素と、ワタリドリプロジェクトにかける想い

僕は今、世界中に「拠点」を作るプロジェクトに取り組んでいる。

このプロジェクトを、ワタリドリプロジェクトって呼んでるんだけど、

なぜ、”ワタリドリ”プロジェクトなのか?

僕が掲げる理念や、残りの人生を使ってやりたいこと。

このあたりを明確にしておきたいと思う。

目次

しおみは何をやってる人?

 

僕のメイン事業の1つは、起業家を育てること。

  • ゼロから起業する方法。
  • 最速で収益を上げる方法。

僕が起業するまでの経験を活かして、こういった内容のセミナーを行ったり、個別サポートを行って、起業家を育成している。

実際に、月収100万プレイヤーを輩出したり、脱サラに成功した方も多い。

特に、パソコンを使って、どこでも収益を上げることができるモデルを得意としているので、北は北海道から、南はシンガポール、全国各地に生徒がいるので、会いに行くことも少なくない。

 

しかし今、僕は、田舎で古民家再生に力を入れている。

その理由を語るには、今から3年くらい前。

子どもが産まれる前まで遡る。

 

子どもが産まれて感じたこと

 

いろんなところを転々としたり、海外に行くことが増えた中、子どもが産まれた。

当時、大阪に住んでいて、大阪で子育て環境を探した。

ちょっと広めの家に引っ越してみたり、近くに公園を探したり。

 

でも、なんかしっくりこない。

 

遊び場は、海。

食卓に並ぶのは、畑で採れたての季節野菜。

そんな田舎で育った僕にとって、大阪のスーパーや公園はどうもしっくりこない。

 

子どものための病院や、遊び場に行っても、みんな右へ倣え。

はみ出したらダメだし、出る杭は必ず打たれる。

こういった環境で子どもを育てるということがどうしてもイメージできなかった。

 

選んだ答えは、世界一周

 

そこで、僕たち家族3人は、世界一周に行くことにした。

海外の人って、めっちゃフレンドリーだし、特に他民族国家の人たちは、よそ者を快く受け入れるオープンマインド。

そういう考え方が好きだし、海外に住んでいれば、これからの時代に必要な、高いコミュニケーションを身につけれるし、英語も堪能になる。

僕たちが理想とする子育て環境は、海外にあるんじゃないかと考えた。

決して余裕があるわけじゃなかったけど、理想とする子育て環境を求めて、世界一周に行くことにした。

 

半年間の世界一周で学んだこと

 

海外にいた期間は半年間。

一番感じたのは、予想に反して「どこにいても同じだった」ってこと。

アメリカだろうが、ヨーロッパ、東南アジアだろうが。

どこにいても同じ。

 

たしかに、その国の国民性とか、食べ物とか、文化とか、違うことも多いけど、その国でどう過ごすかは、僕たち次第。

海外にいるから、良い教育が受けられるかと言えば、そうでもない。

「外」に求めてる時点で、僕の考えは間違っているということに気がついた。

僕が考えるべきことは、「僕がどうやって世の中の役に立てるか?」ということ。

どこに住んでいるかは、まったく関係なかった。

 

帰国して、目指したライフスタイル

 

ちょっと前までは、世界一周とか、いろんな国に行ったり、世界の絶景をみたいとか思ってたけど、今は違う。

自分が気に入った場所で、生活するように暮らしたい。

 

例えば、ハワイ島がお気に入りなんだけど、旅行で行くのはしんどい。

(遠いし、時差あるし、たった1週間で帰ってくるのはもったいない)

かと言って、永住したいとは思わない。

そこで、僕の過ごし方としては、冬の間は、常夏のハワイに避難するという過ごし方。

 

半年とか、1年単位、あるいは、子どもの成長に合わせて、好きな場所で暮らす。

こういったライフスタイルを目指すようになった。

世界中に、2~3個でいいので、自分が好きな場所を見つける。

その場所に、季節や状況に合わせて移動。

好きなだけ生活する。

 

環境がどうとか、言語がどうとか、そんなことはどうでもいい。

僕が、その場所を好きになって、ワクワクできるかどうか。

 

これを僕は、ワタリドリのライフスタイルに例えた。

冬になると餌場を求めて南下するワタリドリと、ライフスタイルが似てるでしょ?

 

「ワタリドリ」の弱点

 

おそらく、このワタリドリというライフスタイルって、そんなにメジャーではない。

そこで、ネックになるのが、宿泊場所。

各地に移動するたびに家を借りるわけにもいかず。。

 

ホテルや旅館、エアビなどを使って滞在するが、一般的にこれらの宿泊場所は、1日いくらっていう値段設定。

1ヶ月、1年暮らそうと思ったら、かなり高額になってしまう。

※海外ではエアビが普及してて、比較的長期滞在しやすくはなってる

 

とは言え、ワタリドリの弱点は「宿泊場所」ってことが明確に。

この問題をクリアしないと、僕が理想とするライフスタイルは実現しない。

宿泊場所をなんとかせねば・・・

 

ないのなら、作ってしまえ、ワタリドリ

 

「長期滞在できる宿あったらいいよね~」

 

そんなことを、いろんなところで話すようになった。

すると、同じようなライフスタイルの仲間は、強く賛同してくれた。

あるいは、アーティスト系の人(写真家や絵描きさん)は、僕が知らなかっただけで、すでにそういう場所を求めていた。

言われてみれば、たしかにそうで、作品作りに集中できる場所に、数ヶ月~1年間滞在できるといいに決まってる。

僕の考えに賛同してくれる人は、どんどん増えてきた。

いや、増えてしまった・・・と言った方がいいかも。

 

そして、正義感の強い僕は、

「ないのなら、作ってしまえ」

そう思ってしまったのです。

 

で、いろんなご縁があって、地元の「しまなみ」を最初の拠点にチョイスした。

すると、とにかくいろんな人が協力してくれた。

恥ずかしながら、自分のライフスタイルのためにやり始めたプロジェクトなんだけど、

  • アーティスト向けになったり
  • 地域活性化につながったり
  • 外国人観光客向けになったり

いろんなメリットが生まれてきて、ありがたいことに応援者が増えた。

後に引けなくなった(笑)

 

ワタリドリプロジェクトを通して伝えたいこと

 

僕は、残りの人生を使って、このワタリドリプロジェクトを形にしたいと思っている。

「ワタリドリ」というライフスタイルが世界基準になってほしいし、もっと自由なライフスタイル、ワークスタイルが日本に浸透してほしい。

思いがけず、地域活性化という問題にも取り組むことになって、僕が幼い頃に育った田舎の良さを、もっと多くの人に届けたいとも思った。

 

世界には、あなたが

「住みたい!」

そう思える場所がたくさんある。

 

自由なワークスタイルを手に入れて、早くあなたの理想の生活場所を見つけてほしい。

そこに、「ワタリドリの拠点」を一緒に作れたら、こんなに幸せなことはないと思う。

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この記事を書いた人

[名前]畑中紫臣(しおみ)
[特徴]冬になると常夏の国へ逃亡する。超寒がり。マイペースで几帳面。2児のパパ。
[好きなもの]家族/旅/サッカー
[経歴]北大院卒 →会社員 →独立 →家族で世界一周
現在の仕事は、マーケティングコンサルタント/セミナー講師/ゲストハウス運営/メディア運営 など

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