カナダの給料を日本と比較!カナダで働く前に知っておくべきお金事情

こんにちは!

ジメジメな夏が苦手なmayuです。

カナダで働くにあたって、
カナダの給料がどのくらいなのかは知っておきたいことですよね。

そこで今回は、カナダの給料を日本と比べてまとめてみました。

また、働くのに必要な

  • 社会保険番号
  • 給料にかかわる年金
  • 保険

これらについても簡単にまとめました!

目次

カナダの給料を日本と比較

カナダの給料(州による違い)

カナダの州による最低時給の違い

カナダの州
最低時給
(1カナダドル=81.5円で計算)
ユーコン約1,118円
ノースウェストテリトリーズ約1,098円
ヌナブト約1,060円
ニューファンドランド・ラブラドール約950円
ブリティッシュコロンビア約1,191円
アルバータ約1,223円
サスカチュワン約923円
マニトバ約950円
オンタリオ約1,142円
ケベック約1,019円
ニューブランズウィック
約954円
ノバスコシア約1,024円
プリンスエドワードアイランド約1,048円

日本の最低時給

東京が、1,013円でこれは全国で一番高くなります。

1,000円を超えているのは、東京と次の神奈川です。

次いで、大阪の964円となります。

これらを見てみると、カナダの時給は全体的に日本より高めですね。

カナダの給料を日本と比較

カナダの平均収入は、約692万

日本の平均収入は、約441万

平均でみるとカナダが高いようです。

カナダで給料をもらうために必要な社会保険番号

カナダで働く人は、社会保険番号が必要

カナダで働くには社会保険番号「SIN」が必要です。

国民識別番号のことで、働く人はこれを取得しなくてはなりません。

社会保険であるカナダ公的年金制度雇用保険プログラムのために制定されたようです。

この番号がないと雇用主は給料を支払うことができません。

社会保険番号の取り方

各地にある、政府機関Service Canadaオフィスに行き申請します

パスポートや就労許可証、申請書などが必要になります。

申請書はオフィスでもらえます。

オフィスまで遠い方は郵送でもできます。

しかし対象者は一番近いオフィスから100km以上離れたところに住んでいる人、
となっているそうです。

手続き自体は10分くらいで、次の日にはナンバーが手に入ります。

カナダの給料から引かれるもの

給料の計算がされるとき、そこでは社会保険や所得税などが引かれることがあります。

カナダではどうなのでしょうか?

カナダでの給料事情を見てみましょう。

カナダの給料から引かれるもの① 雇用保険

社会保険の一つである雇用保険。

失業した時の失業手当となるものです。

カナダの雇用保険

賃金の1.58%(2020年)が、給料より引かれます。

[比較]日本の雇用保険

ちなみに、日本は0.3%です。

カナダの給料から引かれるもの② 年金

社会保険のまた一つである年金。

日本に国民年金と厚生年金があるように、カナダも2種類あります。

老齢年金カナダ年金です。

老齢年金

65歳以上の人に毎月支払われます。

カナダでの居住歴が条件で、就労経験は問われません。

カナダ年金

日本の厚生年金と一緒で、就労していたら自動的に賃金から差し引かれます。

賃金の5.25%が差し引かれます。

[比較]日本の年金

国民年金(自営業など) 月額16,410円

厚生年金 賃金の9.150%

カナダの給料から引かれるもの③ 所得税

所得税とは、給料(所得)にかかる税金のことです。

カナダでは、ケベック州を除いて、国に支払う所得税と、州に支払う所得税があります。

(ケベック州ではどちらも州に支払うようです)

国に支払う所得税

所得によりますが15~33%です。

州に支払う所得税

こちらも所得によりますが、5.06~16.8%です。

[比較]日本の所得税

こちらも所得によって違いますが5~45%です。

タックスリターン

日本で言う確定申告のことです。

税金の払いすぎなどをしていたら、タックスリターンを申請すると、戻ってきます。

カナダの給料から引かれるものまとめ

カナダ
日本
雇用保険
1.62%0.3%
年金
5.25%厚生年金9.150%負担
所得税
国 15から33%
州 5.06から16.8%
5~45%

カナダの給料にまつわる裏事情

バケーションペイ

日本での有給休暇のようなものです。

給料より4%が支払われます。

カナダでは、5日以上働くことで、バケーションペイの受給資格がもらえるようです。

カナダでは休暇も取りやすい環境になっているようですね。

カナダで採用されやすい人材

日本での経験や資格は、あまりカナダの就職には役に立たないようです。

カナダでの経験が必要になります。

即戦力になる人を求めています。

また、カナダには新卒一括採用はないようです。

学生さんは、卒業するまでに、インターンなどの職業経験をします。

そのことを履歴書に書くようです。

まとめ

カナダも日本と同じように給料から年金や雇用保険が差し引かれているようですね。

カナダの時給は比較的高めで、平均年収も日本より高いようですね。

しかし、カナダで働くためには、日本での資格より、カナダでの経験が必要なようです。

カナダに渡ってすぐ稼ぐということはやはり難しいようです。

しかし、経験を積むと、日本より稼ぐことができるかもしれません。

また、バケーションペイなど休暇も取りやすい環境になっていることはよいですよね。

参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

こんにちは。mayuです。
現在(2020年5月)香川に住む34歳です。
海外、特にイギリスや北欧の古い雑貨や生活習慣、現地で地元の人に触れ合うことに興味があり、今までイギリスに1年滞在、ホームステイなどもしてきました。
今は、カナダ人の彼がカナダにおり遠距離中です( ´∀` )
今後、カナダへの移住も視野に入れながら、日本とカナダを行ったり来たりの生活をしようと奮闘中です。

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