よくある貸し農園トラブル3選!トラブル回避のためにできることは?

こんにちは。
将来の田舎暮らしを見据えて、貸し農園で農作業を始めようか検討中のtsmです。

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貸し農園について調べたり、実際に農園の見学に行ってみると、
正直良いところしか見えてきません。

ただ、現実には貸し農園では様々なトラブルが発生していると言われています。

物事には裏と表があるように、貸し農園にもトラブルがつきものです。

それを理解した上で、
実際にどのようなトラブルが発生しているのか紹介していきたいと思います。

目次

よくある貸し農園トラブル3選

よくある貸し農園トラブル① 雑草の放置

雑草は、一株から5万粒もの種をまくと言われています。そして、80%発芽します。
とてつもない繁殖力ですよね。

そのため、雑草は早めに抜かなければ、
雑草の種が飛び、周囲の区画で野菜を栽培さえている方に迷惑がかかります。

厄介なことに、雑草は抜いても抜いてもすぐにまた生えてきます。

また、雑草は栽培している野菜の病気を引き起こしたり
害虫による被害が発生する原因ともなり得ます。

仮に隣の区画の雑草が原因で、自分が育てる野菜に被害があると、
穏やかな気持ちではいられないですよね。

農園によっては、最低週1回の農園への訪問を推奨されています。

育てる野菜のためというだけでなく、周囲の農園利用者への配慮も忘れずに、
こまめに雑草を抜いて農園をきれいに保つことで、トラブル回避につながるでしょう。

よくある貸し農園トラブル② 農薬の使用方法

農作物を育てる中で、害虫病気は避けては通れません。

対策として、農薬の使用が効果的な場合があります。

しかし、農園によっては使用できる農薬の種類が決まっていたり、
エリアごとに農薬を使用できるかどうか区切っているケースもあります。

一方で、農薬の使用有無は利用者に一任されているところもあり、
それが原因でトラブルになることもあります。

例えば、農薬は一切使わないスタンスで野菜を育てるAさんの隣の区画で、
Bさんが農薬を使用したとします。

すると、Bさんの農薬が飛散して、
Aさんが育てる野菜や土に農薬が降りかかる可能性があります。

無農薬で栽培したいAさんからしたら災難ですよね。

逆に、農薬を一切使わない上に農園を放置して、害虫や病気が発生してしまい、
それが近隣区画にまで影響を与える場合もあります。

農薬とうまく付き合うことが大切だということが分かりますね。

よくある貸し農園トラブル③ 農園の放置

農園を放置すると、雑草が生えるだけでなく、
せっかく育った野菜が腐って異臭を放ったりと、周辺の農園利用者に迷惑がかかります。

自分の区画だけが荒れるだけではなく、
周りにも悪影響を及ぼすという点を理解しておく必要があります。

貸し農園は、一つの土地を区切って利用しているだけなので、
隣の区画と地面は繋がりあっています。

当たり前のことですが、案外そこを考えられていない方は多いのだそうです。

「自然農法」といって、
雑草を抜かず、肥料も足さず、耕さず、農薬も使わない、
自然に任せて作物が本来の姿で育つことを促す方法もあります。

しかし、自然農法と放置は違います


貸し農園でのトラブルを回避する方法

農作業に責任を持つ

貸し農園は趣味として気軽に始める方も多いと思います。

実際に、気軽に始めることができることを全面的にアピールする農園も少なくありません。

その気軽さゆえに、忙しいとか飽きたとか適当な理由をつけて、
農園から遠ざかる利用者もいらっしゃいます。

私が貸し農園の見学の際に聞いた中で、

「野菜は一番いいタイミングで収穫できると、最も美味しいのに、
農園に来ないとタイミングを逃してしまう。もったいない。」という話がありました。

実際に利用者が農園から遠ざかり、雑草が生い茂り、
収穫のタイミングを逃して成長し過ぎた野菜も目にしました。

この雑草や収穫されなかった野菜が周辺利用者とのトラブルの原因となり得るのです。
心が痛みますね。

農作物は生き物です。

貸し農園は気軽に始めることができるかもしれませんが、
農作物に対しても、他の利用者に対しても、責任を持って利用することが大切ですね。

他の利用者とのコミュニケーションを取る

日頃からコミュニケーションを多く取っている人には、
重要性がないことでも情報を共有している…ということ、ありませんか?

逆に、あまりコミュニケーションを取らない人には、
「これくらいのことは言わなくていいか」と、あえて話をしないことはないですか?

これを貸し農園で考えてみましょう。

周辺区画の利用者とのコミュニケーションを多く取っていると、
農薬に対する考え方や、農作業に対するスタンスを知る機会ができますね。

それがトラブル回避に繋がることも大いにあり得ます。

些細なことでもトラブルに発展するかどうかは相手との関係性にあると思います。
他の利用者との付き合い方を見直すことも大切ですね。


まとめ

貸し農園でよくあるトラブルを紹介しました。

トラブルを引き起こさないためにも、
貸し農園をやるからには、責任を持つことが大切です。

また、近くの利用者とのコミュニケーションを大切にして、
貸し農園トラブルを遠ざけていきましょう。

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この記事を書いた人

こんにちは。tsmです。
田舎出身、都会在住です。現在は、旅行関係のお仕事をしています。自然が大好きで、実家の畑を手伝ったり、仲間と山登りをするのが趣味です。
将来は、自然豊かなところでのんびり暮らす老後を思い描き、日々奮闘しています。

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