ども、しおみです!
僕は、家族3人で半年間の世界一周に行きました。

その時のことを聞かれることが多いのですが
- 英語は必要だった?
- どんなシーンで英語が必要になった?
- どんな勉強をしたらいい?
この辺について、本記事で回答したいと思います。
世界一周に出たメンバーの英語力
簡単に背景を説明しておくと
一緒に世界一周に出たメンバーは、つーちゃん(嫁)と、長男(出発当時で生後11ヶ月)。
つーちゃんは、アメリカ生活が長く、日常英会話は問題なくできます。
長男は、英語どころか、日本語も話せません。
僕自身は、英語を話せるわけではないけど、大学受験をしており、英語に対して特に苦手意識を持っているわけではありません。
資格で言えば、むかーしむかしに英検2級を合格。TOEICやTOEFLは受験したことがありません。
日常会話については、なんとなく聞き取れるし、なんとなく話せるくらいですかね。
まあ、どちらかというと、勢いだけでコミュニケーション取ってるタイプです。
「HA HA HA〜」って一緒に笑いながら、内容を理解していないことは日常茶飯事。
世界一周に行くために英語の勉強は必要?
先に結論だけ言っておくと、世界一周に行くために英語の勉強が必要かと聞かれても、
「必要ない」と答えています。(僕は、実際にそこまで流暢には話せません)
もちろん、英語を話せた方が便利だし、より楽しめます。
ですが、英語を話せないと世界一周できないかというと、そうではない。
その理由をこれからお伝えしますね。
世界一周出発前に英語の勉強が必要でない理由
今となっては、翻訳機も安価で手に入るし、ボディーランゲージで結構伝わるからです。
コミュニケーションが取れればなんでもいいわけですね。
では、コミュニケーションを取る必要がある機会はいつかというと、
- 入国、出国時
- 飛行機内
- ホテルなどのチェックイン
- レストラン
- タクシー
必要最低限と考えると、こんなところでしょうか。
比較的外国人(言葉が通じない人)に慣れている人たちが相手なので、ぶっちゃけ英語でなくてもなんとかなります。
ほとんどの空港ではWi-Fiが通じるし、ボディーランゲージでいけることがほとんどです。
あくまで英語も、コミュニケーションの1つの手段に過ぎないということですね。
日本にいる、日本語が話せない外国人
逆のパターンを考えてみれば、わざわざ英語でなくてもいい理由はよくわかるかと。
日本語は、数ある言語の中でもトップクラスで難しいと言われていて、外国人旅行者の中には日本語が話せない方は非常に多い。(宿泊業をやっているので、よく出くわします)
ですが、彼らは日本語が話せないことで、特に不自由さを感じてはいません。
要は、
- コミュニケーションが取れればOKで
- 言語はコミュニケーションのためのツールの1つ
ってだけです。
他のツール(翻訳機、ボディーランゲージなど)を使って、コミュニケーションは取れるということです。
世界一周で感じた、英語の勉強が必要な国
そうは言っても、国によって状況は違ったりします。
実際に、アメリカや、オーストラリアなどは、
外国人旅行者や移民が多く、英語を話せない人とのコミュニケーションがとても上手です。
おそらく、外国人旅行者や、移民が多いことが理由です。
言語関係なくコミュニケーションを取ることができます。
一方で、僕は中国にいくと、必ずトラブルになります…
中国人全員がそうであるというつもりはないですが、そもそもコミュニケーションを取れない人が多い(と個人的に感じています…)

言語に関係なく、コミュニケーションが取れる国かどうか?
というのは、その国の文化や、旅行者自身のコミュニケーション能力次第って感じですかね。
まあ、そもそも英語が通用しない国もあるので、英語力を磨くことも大事ですが、コミュニケーション能力を磨く方が大切だったりします。
世界一周で英語の勉強が必要だと思ったシーン
それでも、「いやー、英語もっと話せたらなー」
って思うシーンはいくつかあったので、紹介しておきます。
マレーシアで子どもを病院に連れて行った時
これは難しい。
自分のことじゃなくて、子どものことを伝える必要があったので。
僕の英語力ではどうにもなりませんでした…
ですが、今は翻訳機や通訳サービスもあるので、なんとかなると言えばなんとかなります。
ディズニークルーズの船内
むしろこっちの方が英語必要だなーって感じましたね。
ただ生きて帰る。ただ世界一周をする。だけなら、英語はなくてもいいのですが、
「より楽しもう!」と思ったら、当然言語はわかった方が楽しいです。
毎晩行われるショーのストーリーは、なんとなくしかわからないし、
至るところでキャストが話しかけてくれるのに、適当な回答しかできず、楽しさ半減です。

タイの実業家とディスカッション
これは世界一周のときの話ではないのですが、英語でディスカッションできなかった時に、英語力が欲しいと痛感しました。
タイのチェンマイに友人(タイ人)がいて、彼らとは英語でコミュニケーションを取ります。
彼らは、タイで不動産業やカフェ営業をおこなっており、事業に関する話になることがあるのですが、僕の英語力ではまったく話にならない…
なんとなく聞き取ることはできるのですが、思ったことを100%伝えることができないのです。
- こんなことをやりたい
- それについては、こう思う
- 僕の考え方はこうだ
具体的な話をする時というより、深い精神性の話や、考え方についてなど、まったく表現できないことがもどかしかったことを今でも覚えています。
世界一周に行く前の英語の勉強より大切なこと
ぶっちゃけ、英語のレベルってちょっとやそっと勉強しただけでどうにかなるものではないんですよね。
逆に言えば、旅行中に英語力(聞き取り)はどんどん上がっていきます。
耳が慣れてくるんですよね。毎日、会話が英語なので。
すると、不思議なことに英語を聞き取ることはできるようになってきます。
(実際に、高校生の頃の2週間のホームステイ期間では字幕なし英語オンリーの映画を見て理解できるようになってました。日本に戻ったらその能力はすぐになくなったけど)
机で勉強するより、英語環境に入ってしまった方がよっぽど早い。
だから、英語の勉強をして出発する必要はないと、個人的には思っています。
ただ、英語を話せた方が、より楽しい旅行になることは間違いない。
しかし、なんとなく「英語を話せた方がいいかも…」レベルで英語の勉強に取り組んでも、効果は上がらないんですよね。
だから、まずは1回海外に行ってみることです。
そして、「本当に英語が必要だー!!」って、痛感することが大切です。
悔しい思いをしたり、トラブルに遭うことは、そういう意味ではおすすめです。
本気になることさえできれば、必ず結果を出すことはできます。
というか、本気なら、話せるようになるまで勉強し続けるし、なんなら英語圏に引っ越す。
あるいは、英語を話す友人を作って、毎日英語漬けにします。
(英語を話せるようになりたくて、米軍の彼氏を作った人もいます。笑)
つまり、手段である英語をどうにかしようと思えば、必要ならなんとでもなるのです。
人間の適応能力を舐めたらアカンのです。笑
そんなことより、「まず、やってみる精神」
こっちの方がよっぽど大事です。
やってみなきゃわからないことはたくさんあるし、やってみて初めて必要性、危機感を感じるものなのです。
まとめ
まとめると、大切なことは英語の勉強ではなくて、コミュニケーション能力。
(英語は、コミュニケーション手段の1つ)
英語はなくても、世界一周旅行で困ることはほとんどないが、より楽しもうと思ったら英語力はあるに越したことはない。
しかし、英語を話せるようになるには、机の上での勉強より環境に浸かること。
そのために、まずは「英語が必要だー!」っていう
悔しい思いや、トラブルを体験することが大切!
「まず、やってみる精神」で、1歩目を踏み出すことがとても大切なのです!
というお話でした。
参考になれば幸いです。