カナダ英語4つの特徴!イギリス英語、アメリカ英語と徹底比較

こんにちは!

「カナダ英語」という言葉を知らなかったmayuです。

私は正直、カナダはアメリカ英語だと思ってました。

しかし、カナダに行ったとき、街でイギリス英語のスペルを使っているのを見ました。

あれ??と私の頭の中にクエスチョンマークが(笑)

そこで、今回の記事では

  • カナダはアメリカ英語イギリス英語
  • カナダ英語ってなに?
  • カナダ英語の特徴は?

カナダの英語について、まとめてみました。

目次

カナダ英語の歴史

エリザベス女王Ⅱ世を君主とするカナダは、イギリス連邦加盟国です。

かつて、イギリスとフランスから多くの移民が来ました。

また、アメリカ独立戦争後に負け組となったアメリカ人の多くはカナダにやってきました。

こんな背景があるカナダでは、それぞれの移民による影響を受けています。

 

なので、カナダはイギリス英語とアメリカ英語が混ざったハイブリッド英語!?なのです。

また、特にケベック州には、多くのフランス系の人々が移民してきました。

そのためこのあたりの人はフランス語を主に話します。

わたしの彼(カナダ人)も普段は、フランス語を話します。

フランス語がメインのため、たまに、この単語英語で何だったっけ?と言っています(笑)

カナダ英語4つの特徴

カナダ英語の特徴① スペル

イギリス英語とアメリカ英語、両方の特徴をもつカナダ英語
どんな違いがあるのか比較してみましょう。

下表にあるように、カナダ英語のスペルは、イギリス英語に似ているようですね。

No.
日本語
カナダ英語
イギリス英語
アメリカ英語
センターcentrecentrecenter
劇場theatretheatretheater
悟るrealizerealiserealize
整理するorganizeorganiseorganize
colourcolourcolor
お気に入りのfavouritefavouritefavorite
キャンセルされたcancelledcancelledcanceled

①②erとreの違い

カナダ英語とイギリス英語は、reで終わっていますが、アメリカ英語はerです。

③④zeとseの違い

カナダ英語とアメリカ英語はzeで終わっていますが、イギリス英語はseです。

⑤⑥ourとorの違い

カナダ英語とイギリス英語はourになっていて、アメリカ英語はorになっています。

⑦ledとlledの違い

カナダ英語とイギリス英語はlが二個並んでいて、アメリカ英語は一個のみです。

カナダ英語の特徴② 発音

発音は主に、アメリカ英語と似ているようです。

ただしアメリカほど、”リエゾン”と呼ばれる音のつながりが多くないようです。
(”リエゾン”は元はフランス語からきています。)

英語を聞く時、ひとつの単語が違う単語に聞こえる時はありませんか?

アメリカ英語は特に、単語の音がくっついて聞き取りにくいようです。

しかし、比較的カナダ英語は、アメリカ英語より単語をはっきり言います。

私には、違いがそんなに分かりませんが。。

 

一方で、イギリス英語はかなりはっきりしています。

「r」の発音を舌を巻いて言わないので、発音しやすかったり。

「computer」の”ter”のターを舌を巻かずはっきり言います。

また、「can’t」を”キャント”ではなく、”カント”と言ったりですね。

カナダ英語の特徴③ 単語

では、単語を比較してみましょう。

No.
日本語
カナダ英語
イギリス英語
アメリカ英語
お手洗いwashroompublic toilet/lavatorybathroom
エレベーターelevatorliftelevator
ガソリンgasolinepetrolgasoline
地下鉄subwayundergroundsubway

単語は、カナダ英語とアメリカ英語が近いように思います。

カナダ英語の特徴④ eh?について

カナダ特有の言い回しとして、分の最後にeh?が来ます。

例えば、イギリス英語では

It is sunny today,is’nt it?(今日天気いいですよね。)

の「~isn’t it?」 や「~aren’t you?」など、~ですよね。同意を求める時に使います。

なので、It is sunny today eh?

となるようです。

 

しかし、比較的親しい間柄でのみ使うようです。

また、カナダ人でも使う人と使わない人がいるようで、わたしの彼は
「~right?」 と最後に付けて同意を求めます。

これは、アメリカ英語でよく使われる言い回しですね。

カナダ英語の特徴を実感する瞬間

「can」と「can’t」の発音の違い

私はワーキングホリデーで、1年間イギリスに行きました。

その中で語学学校に半年行き、イギリス英語をメインに学びました。

上述したように、イギリスの人は「can’t」を”キャント”ではなく”カント”と言います。

ですので、私もその言い方で発音し、聞く耳もそれに慣れました。

そのため、アメリカの人と話すとき、
私は「can」と「can’t」の区別ができない時があります。

両方とも”キャン”と聞こえることが多いのです。

アメリカの人はtをあまり発音しないせいだと思います。

カナダ英語の発音は、アメリカ英語に近いので、同様に区別がつきにくいのです。

えっ、今のはできるといったのか、できないといったのか…?

重要なところがわからない。。。

もともと私は、英語が得意ではないです。なので、私の個人的意見かもしれません。

しかし実際に、アメリカ英語を勉強していた韓国の友人は、イギリス英語の発音に苦労していました。

「お手洗い」の言い回し

それから、これも上記の表に載せましたが、お手洗いについてです。

カナダ人の彼は、「washroom」に行ってくると使っていました。

私は、お手洗いのことを「bathroom」とか「toilet」というのは知っていました。

が、「washroom」がお手洗いとは知りませんでした。。。

しかも、カナダ人にとっては「toilet」はあまり丁寧な言い方ではないと。。

それ以降は、気をつけて、彼の前では、「washroom」を使うようになりました。

まとめ

カナダ英語は比較的、以下のような特徴があります。

  • スペルは、イギリス英語に近い
  • 発音や単語は、アメリカ英語に近い
  • 独自の言い回しもある

興味深いですね。

それには、きちんと歴史的背景もあります。

移民が多いカナダならではですね。

これらのことを知っていると、カナダに行った時、
公共の場での看板や街の人との会話で、カナダ英語だと気づくと楽しいと思います。

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この記事を書いた人

こんにちは。mayuです。
現在(2020年5月)香川に住む34歳です。
海外、特にイギリスや北欧の古い雑貨や生活習慣、現地で地元の人に触れ合うことに興味があり、今までイギリスに1年滞在、ホームステイなどもしてきました。
今は、カナダ人の彼がカナダにおり遠距離中です( ´∀` )
今後、カナダへの移住も視野に入れながら、日本とカナダを行ったり来たりの生活をしようと奮闘中です。

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