こんにちは!
カナダに行くときの海外旅行保険について考えているmayuです。
クレジットカードに海外旅行保険がついているものがあることを知っていましたか?
あるいは、存在は知っていても、
- どんな補償がついている?
- 保険会社の保険との違いは?
- どんなクレジットカードを選べばいい?
と、うまく使いこなすのは難しいですよね。
そこで今日は、クレジットカード付帯の海外旅行保険について解説していきますね!
[海外旅行保険比較]クレジットカード VS 保険会社
補償内容の比較
海外旅行保険の補償内容は様々です。
たくさんの項目があるので、まずはこちらで項目を紹介しますね。
海外旅行保険の補償項目
① 傷害死亡・後遺障害
・けがによって死亡または後遺障害が残った場合の費用
② 傷害治療費用
・けがによる治療費
③ 疾病治療費用
・病気による治療費
④ 携行品損害
・スーツケースや携帯電話・カメラ・パソコンなど手荷物破損や盗難被害
⑤ 救援者費用
・緊急車の交通費
・入院時の家族の渡航費など
⑥ 賠償責任
・事故によって他人にけがをさせた時
・他人の物を壊したり、紛失した時
⑦ 疾病死亡
病気による死亡
⑧ 緊急歯科治療費用
⑨ 旅行事故緊急費用
・航空機の遅延や欠航の際の予定していなかったホテルへの宿泊費用
・航空会社に預けた手荷物が現地に届かず、身の回り品を買わざるを得ない時の費用
クレジットカード付帯と保険会社の補償内容を比較
項目 | クレジットカード付帯 | 保険会社 |
---|---|---|
① 傷害死亡・後遺障害 | ◯ | ◯ |
② 傷害治療費用 | ◯ | ◯ |
③ 疾病治療費用 | ◯ | ◯ |
④ 携行品損害 | ◯ | ◯ |
⑤ 救援者費用 | ◯ | ◯ |
⑥ 賠償責任 | ◯ | ◯ |
⑦ 疾病死亡 | × | ◯ |
⑧ 緊急歯科治療費用 | × | ◯ |
⑨ 旅行事故緊急費用 | × | ◯ |
これはあくまで一例で、入る保険によっても変わります。
とはいえ、保険会社で入った方が、項目を多くできる場合が多いようですね。
補償金額の比較
カナダへ8日間行った時の補償金額の比較です。
補償内容 | クレジットカード (年会費無料) | 保険会社 (保険料7,500円) |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 500万円 | 1000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 救援者費用と合わせて 2000万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 救援者費用と合わせて300万円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 |
救援者費用 | 100万円 | 上記 |
賠償責任 | 2000万円 | 1億円 |
疾病死亡 | なし | 500万円 |
緊急歯科治療費用 | なし | 10万円 |
旅行事故緊急費用 | なし | 5万円 |
クレジットカード付帯保険のメリット
クレジットカード付帯保険は、1回あたり最長90日の旅行に適用されます。
しかも、旅行するたびに適用されるのが魅力です。
保険会社の場合は、8日間の旅行で一回限りの適用となります。
保険会社のメリット
補償金額が、クレジットカード付帯保険と比べて、大きいのがメリットです。
海外旅行保険付きクレジットカードの選び方
クレジットカードによって、補償内容は様々です。
どのような基準でクレジットカードを選べばいいのでしょうか?
自動付帯のクレジットカードが理想
クレジットカードの海外旅行保険が、適用されない場合があります。
そこで知っておいた方がいい知識が、「自動付帯」と「利用付帯」
自動付帯の場合は、持っていれば事前に何もしなくても補償されます。
一方で利用付帯の場合、旅行の航空券代や、空港までの交通費などに使用することが適用条件となります。
自動付帯であることが理想ですが、利用付帯である場合は、注意が必要です。
ご自身がよく使うクレジットカードの付帯条件を一度確認してみることをおすすめします。
補償金額が高いものを選ぶ
上述したように、年会費無料のクレジットカードの補償金額は低めです。
これからクレジットカードを作る予定がある場合は、補償金額が高いものを選ぶといいですね。
あるいは、年会費が有料のクレジットカードであれば、補償が厚いものもあります。
海外旅行保険会社に高いお金を払うことを考えれば、年会費が有料のクレジットカードを選ぶのも全然ありだと思います。
知っておきたい海外旅行保険の豆知識
クレジットカード付帯と保険会社保険は合算できる
補償金額は、クレジットカード付帯の保険と、保険会社の保険を合算できます。
たとえば、クレジットカード付帯の保険だけだと補償金額が少ない…と思うなら、
少し安めの保険に入ればOKです。
そうすることで、保険料を少しでも抑えることが可能です。
複数のクレジットカード付帯保険は合算できる
クレジットカードを複数枚持っている人も多いと思います。
実は、それぞれのクレジットカードの補償金額を合算することができます。
※しかし、傷害死亡・後遺障害の補償額は、限度額が大きい方が適用されます。
海外は医療費が高い国も多い
アメリカやフランスなど、海外は医療費が高い国も多いようです。
そう考えると、行き先によっては、手厚い海外旅行保険に入っておくことも重要ですね。
まとめ
海外旅行保険は、「クレジットカード付帯のみ」というのも選択肢の一つです。
しかし、医療費が高い国もあります。
その場合、保険会社の海外旅行保険に加入したほうがよさそうです。
あるいは、クレジットカード付帯と保険会社の保険を、併用するといいですね。
行く国の医療費や、治安などを下調べをして、準備することが重要です。