今日は、メルカリのキャンセル方法。
メルカリの取引が増えると、当然予想外のトラブルも。
- 購入されたのに、支払いされない・・・
- 購入したのに、発送されない・・・
- 届いた商品が、壊れていた・・・
こんな時にどうしたらいい?
取引キャンセルできるの?
評価は?ペナルティーは?
そこで、メルカリキャンセルに関わるトラブル大特集!
この記事を読めば、不安がなくなって、安心して取引できるようになりますよ!
メルカリで取引キャンセルしたくなる時って?
メルカリの取引が増えると、当然トラブルも増える。
本当にひどい時は、取引キャンセルしたくなることも。
さて、どんな時に、取引キャンセルしたくなるだろうか?
代表的な例を挙げてみよう。
例えば、購入者の場合
- 届いた商品に、不備があった
- 発送されない
- 間違えて購入した
あるいは、出品者の場合
- 支払いされない
- 商品がなくなった
- 商品に不備があった
以上の6つがほとんど。
では、実際に、こういった場合に、取引キャンセルできるのだろうか?
キャンセルの仕方から、キャンセル後の対応まで学んでいこう。
メルカリってキャンセルできるの?
実は、メルカリでは、基本的にキャンセルできない。
規約にも、このように記載してある。
5.キャンセル及び商品の瑕疵
本サービスの利用にあたり、出品後、及び商品の注文後のキャンセルはできないものとします。
しかし、続けて、こうも書いてある。
商品に瑕疵がある場合
商品説明と実際の商品が明らかに異なる場合
梱包の不備により配送時に商品が破損したなどの場合は
出品者が責任を負うものとし
出品者の責任及び費用により
返金、商品の引取、修理又は交換等の対応を行うものとします。
要するに
「商品に不備があったら、出品者負担で返品対応してね」
こういうことを言っている。
メルカリのデメリット。
実物を見ないで購入。
この弱点を克服した。
メルカリは、完全に、購入者の味方。
つまり、基本的に取引キャンセルはできない。
が、ケース・バイ・ケース。
この「ケース・バイ・ケース」ってのが、ややこしい。
判断基準が曖昧。
そこで、次章では、ケース毎にどのように判断するのか解説しよう。
メルカリ取引キャンセル例〜購入者編〜
購入者の場合、キャンセル理由は以下の3つ。
- 届いた商品に、不備があった
- 発送されない
- 間違えて購入した
それぞれのケースで、詳しく見てみよう。
メルカリ取引キャンセル ケース① 届いた商品に不備があった
- 商品説明と全く違う。
- 破損したものが届いた。
こういったケース。
この場合、対応はメルカリ規約通り。
出品者負担で、返品することができる。
この時、重要なことが1点。
絶対に、受取評価をしてはダメ
受取評価をすると、取引が完了してしまう。
そうなると、返品ができなくなる。
キャンセル手順は以下の通り。
- 受取評価はしない
- 出品者へ返品したい旨をメッセージ(理由も添えて)
- 返品の合意をもらう
- 商品を梱包
- 着払いで送り返す(送料は出品者負担)
- 出品者が返金対応
- 事務局からキャンセル通知が届く
購入者がやるべきは、出品者にメッセージすること。
あとは、商品を着払いで送り返すこと。
当然、ペナルティは受けない。
悪評価がつく心配もない。
「返品・返金を受け付けない」
稀に、こういった主張をする出品者がいる。
しかし、商品に不備があった場合は、返金の義務がある。
メルカリ規約に違反しているので、メルカリ事務局に問い合わせよう。
メルカリ事務局への問い合わせ方法は、以下の通り。
メルカリ取引キャンセル ケース② 発送されない
お金を支払ったのに、商品発送されない。
連絡もない。
やばい。詐欺にあったかも・・・
と、不安になる気持ちもわかる。
しかし、実は、まったく問題ない。
- 出品者にメッセージ
- 発送予定期間から3日経過
- 取引キャンセルボタンが出現
- キャンセルボタンを押す
出品者にメッセージするのは、念のため。
発送を忘れているだけというケースもあり得る。
そうでないなら、こちらからキャンセルしてしまおう。
もちろん、キャンセル後は、返金される。
お互いに評価をつける必要もない。
メルカリ取引キャンセル ケース③ 間違えて購入した
- お金がない
- 気が変わった
- 購入する商品を間違えた
要するに、今までとは異なり、購入者側の過失。
こういったケースで、キャンセルしたい場合もあるだろう。
この場合
- すでに代金を支払った
- まだ代金を支払っていない
2つのケースで、対処方法が異なる。
すでに代金を支払った場合
この場合、選択肢は1つ。
出品者にキャンセルを合意してもらうこと。
正直、すでに発送されていたら難しい。
運良く未発送でも、出品者がキャンセルを渋る可能性大。
それでも、誠意を見せてメッセージするしかない。
キャンセルまでの流れは、以下の通り。
- 出品者にメッセージ
- キャンセルの合意
- 事務局へ問い合わせ
- キャンセルされるのを待つ
まだ代金を支払っていない場合
次に、支払い前にキャンセルをするケース。
その場合、対処方法は2つ。
- 出品者にメッセージ
- キャンセルの合意
- 事務局へ問い合わせ
- キャンセルされるのを待つ
1つ目は、すでに支払っていたケースと同様の対処。
しかし、キャンセルの合意を得られないケースもあり得る。
その場合、2つ目の対処方法。
「商品代金を支払わない」
当然、モラル的にはアウト。
しかし、代金を支払わないまま、支払期限が過ぎると、出品者キャンセルが可能。
メルカリのルール上、取引キャンセルに持ち込むことはできる。
ただ、モラルに反するので、あまりオススメはしない。
メルカリ取引キャンセル例 〜出品者編〜
出品者の場合、キャンセル理由は以下の3つ。
- 支払いされない
- 商品がなくなった
- 商品に不備があった
それぞれのケースで、詳しく見てみよう。
メルカリ取引キャンセル ケース④ 支払いされない
この場合、過失は購入者。
当然、出品者がペナルティを受けることはない。
キャンセルの手順は以下の通り。
- 支払期限を待つ
- 期限を過ぎると、取引キャンセルボタンが出現
- キャンセルボタンでキャンセル
メルカリ取引キャンセル ケース⑤ 商品がなくなった
- 在庫がなくなった
- 他フリマアプリと併売
- 商品をなくした
こういったケースが考えられる。
特に、メルカリ販売に慣れた人にありがち。
メルカリでは、商品が手元にない状態で販売するのはルール違反。
しかし、商品がないのだから、取引キャンセルするしかない。
あとは、いかにペナルティを受けないようにキャンセルするか。
キャンセルの手順は以下。
- 購入者にメッセージ
- キャンセルの合意
- メルカリ事務局に連絡
- 事務局による取引キャンセル
バカ正直に言うのもいいが、相手に納得してもらうことを最優先に考えよう。
「そうか。それならキャンセルも仕方ないな・・・」
そう思ってもらえるように誠意を見せるべき。
明らかに、出品者に非があるからね。
ちなみに、キャンセルの合意が得られない場合。
(商品がないものはないから、合意するしかないが・・・)
その場合は、以下の流れ。
- 購入者にメッセージ
- × キャンセルの合意
- 発送しない
- 発送期限から3日後に、購入者側にキャンセルボタンが出現
- 購入者による取引キャンセル
メルカリ取引キャンセル ケース⑥ 商品に不備があった
ケース⑤と同じ。
発送できる商品がないのだから、その旨をメッセージするしかない。
以下、対処方法は省略する。
ちなみに、あらゆるトラブルにおいて、メルカリ事務局へ相談した場合。
話し合いの上、双方が納得いく結論を出してください
基本的に、このような返信が返ってくる。
おっしゃる通り。
取引をしているのは、出品者と購入者。
基本的には、お互いが納得のいく解決策を見つけてほしい。
メルカリキャンセル後のあれこれ
メルカリキャンセル後の評価について
メルカリでは、評価が大切。
詳しくはコチラの記事
キャンセル後に評価はどうなるのか?
気になるところ。
実は、キャンセルした取引については、評価は存在しない。
出品者も、購入者も、評価をする必要がない。
大切なので、再度言うが、万が一、キャンセル前に評価をしてしまった場合。
この場合は、キャンセルができなくなるので要注意。
キャンセル前に、絶対に相手の評価をしないように。
メルカリキャンセル後の返金方法
すでに支払い済みの商品が、取引キャンセルになった場合。
キャンセルが成立した時点で返金される。
出品者も、購入者も、返金のための手続きは特に必要ない。
返金方法は、以下の通り。
支払い方法 | 返金方法 |
ポイント | ポイントとして返金(期限切れポイントは返金されない) |
クレジットカード | 決済自体を取り消し |
売上金 | 売上金として返金 |
キャリア決済 | 利用明細で確認(キャンセル日によって返金方法が異なる) |
コンビニ・ATM | 購入者の売上金として返金(手数料含む) |
メルカリキャンセルによるペナルティ
気になるのは、キャンセルをした時のペナルティ。
メルカリでは、基本的にペナルティはない。
しかし、それは、お互いがキャンセルに同意した場合に限る。
つまり、自己都合によるキャンセル。
同意が得られない場合は、なんらかのペナルティの対象になり得る。
具体的には、以下の通り。
キャンセル理由
(ペナルティを受ける可能性はない) |
キャンセル理由
(ペナルティを受ける可能性がある) |
|
購入者側 |
※出品者の過失によるキャンセル |
※自己都合によるキャンセル |
出品者側 |
※購入者の過失によるキャンセル |
※自己都合によるキャンセル |
自己都合キャンセルでも、1回や2回程度。
相手の同意も得られた。
そういった場合は、ペナルティを受けない可能性もある。
しかし、頻繁に起きたり、相手の同意を得られない場合。
当然ペナルティの対象になる。
ペナルティの内容としては、期間限定の利用制限。
最悪の場合、強制退会もあり得る。
最後に
基本的に、取引キャンセルはしない方がいい。
相手に迷惑がかかるのだから当たり前。
それでも、どうしてもやむを得ない時もあるだろう。
そういった場合に、本記事の内容を参考にしてほしい。
身勝手な行動で、相手に迷惑をかける行為を助長するわけではない。
それだけは理解してほしい。
メルカリに限らず、商売をする上で、相手の立場に立つことは最重要。
お互いに、気持ちがいい取引ができるように心がけよう。