ども、しおみです!
今日は
- インターネットビジネスって?
- ネットワークビジネスって?
- その違いは?
- どっちが稼げる?
という点について、解説しますね!
僕はどちらもがっつり3年以上の経験があるので、いずれも「被害者」ではなく、できるだけ中立な立場で解説しますね!
インターネットビジネスとネットワークビジネス
インターネットビジネスとは?
広い意味で、オンラインを使ったビジネスのことを言います。
オンラインで完結するのが特徴で、副業でスタートする人が多いですね。
とはいえ、今は実業の中に、インターネットの要素を取り入れることが多く
- 美容室が、オンライン集客したり
- 飲食店が、ネット通販を始めたり
- 本屋が、コンテンツ販売したり
結構普通に、どこもオンライン化していて、リアル×インターネットのビジネスモデルは多く存在します。
ただ、一般的に「インターネットビジネス」と言えば
- せどり
- アフィリエイト
- ユーチューバー
- 仮想通貨
- オンラインサロン
こういったビジネスを連想する人がほとんどですね。
「オンラインで完結して」「副業でスタートできる」というのが、インターネットビジネスの定義のように感じます。
ネットワークビジネスとは?
いちメーカーの代理店ビジネスと思ってもらうといいかと思います。
なぜ「ネットワーク」なのか?というと
- クチコミでネットワークを形成するのが仕事
- 紹介した数、商品を流通させた金額に応じて
- 報酬が分配される
なので、ネットワークビジネスと言います。
自分きっかけのネットワークの大きさに比例して、報酬も大きくなります。
難しい言葉で言うとMLM(マルチレベルマーケティング)
ちなみに、ネズミ講と勘違いしている人もいますが、ネズミ講とは異なります。
ネズミ講は、早く始めたもん勝ち。
MLMは、大きなネットワークを構築したもん勝ち。(早く始めても、紹介者0人なら、報酬0)
簡単に言うと、こんな違いがあります。
報酬形態については、会社によって異なりますが、基本的には「最初のきっかけ(紹介)」を作れば、その後の流通についても報酬が入り続ける仕組みです。
2つの共通点
この2つは、よくごっちゃにされますが、おそらくその理由は「ネット」がつくからです。(たぶん)
「インターネット」と「ネットワーク」、似てると言えば似てる…?
ということで、区別がつかない人が多いようですが、上で解説した通り、まったく違うビジネスです。
ただ、共通点もあります。
最大の共通点は、「イメージが悪い」という点。
その理由は、「お金稼ぎ」が全面に出ている(そう謳っている人が多い)からです。
- 「簡単に稼げるよ!」
- 「誰でも稼げるよ!」
- 「初期費用が0円でスタートできるよ!」
こういった謳い文句に誘われてスタートする人も多いはず。(僕もそうでした)
しかし、先に結論だけ言っておきますが、いずれも簡単に稼げるビジネスではありません。
だから、稼げないと
- 「騙された」
- 「損した」
- 「詐欺だ」
と、悪いイメージだけ残り、これが噂となり広まっているのです。
あるいは、友達を誘うことで報酬につながる場合は、強引な勧誘につながり、イメージが悪くなっています。
インターネットビジネスとネットワークビジネスの違い
いずれのビジネスも、簡単に稼げるものではありませんが、ちゃんと取り組めば非常に稼ぎやすいモデルであると思っています。
初期費用が数百万円〜かかる実業(飲食店など)と比べると、初心者でもスタートしやすいのは事実。
だから、それぞれのビジネスの違いや、特徴を理解して、取り組むようにしてみてください。
では、インターネットビジネスと、ネットワークビジネスの違いを具体的に解説していきますね。
違い① 集客方法
一番大きな違いはここです。
インターネットビジネスは、基本的にオンラインで完結。
集客もオンラインで行います。
自分でブログなどを作り、集客する場合もありますが、Amazonやメルカリといったプラットフォームを利用する集客方法もあります。
一方で、ネットワークビジネスの集客は、基本的にクチコミのみ。
オンラインでの集客を禁止しているところも少なくありません。
- 人見知りをしない
- 友達が多い
といった、コミュニケーション能力が高くないと、正直ネットワークを構築していくのはかなり難しいです。
あるいは、タレント性が強い人であれば、友達の友達…といった形で、ネットワークを広げていくことは可能です。
いずれにしても、アナログな方法で集客をする必要があるので、ネットワークを構築するには、時間と労力がかかるのが特徴です。
違い② 取扱商品
取り扱える商品も、大きく異なります。
インターネットビジネスの場合、何を扱ってもOKです。
- せどりのように、あらゆるメーカーの商品を扱い
- 中国から輸入した商品をブランド化したり
- 他人のサービスをアフィリエイト(紹介)したりできます
一方で、ネットワークビジネスは、基本的に単一メーカーの商品しか扱えません。
代理店契約(いろんな言い方はありますが)しているメーカーの商品を流通、販売することしかできないのです。
構築したネットワークに、別の会社の商品を流通、販売すると、代理店権利を剥奪されることすらあります。
違い③ 責任の所在(サポートの手厚さ)
いずれもビジネスなので、自己責任でやるのが当たり前ですが、ネットワークビジネスの方が手厚くサポートしてもらえます。
インターネットビジネスの場合、すべて自己責任です。
不具合があれば、基本的にはメーカーではなく、販売者であるあなたにクレームがきます。
アフィリエイト(他人の商品を売る)の場合は、ただの紹介者なので、責任を問われることは少ないですが。
それでも、販売した商品があまりにひどいものであれば、紹介者としての責任を問われざるを得ません。
オンライン上には、誰も知らないような、どこの馬の骨かわからない製品も多いので、扱う商品は慎重に選ぶ必要があります。
ネットワークビジネスの場合、オフライン(リアル)のアフィリエイトと思ってもらうとわかりやすいかもしれませんね。
あなたはただの紹介者なので、製品の不具合について責任を問われることはありません。
クレーム処理や、サポートは、100%メーカーがおこなってくれます。
紹介者に責任を押し付けることはまずありません。(僕は見たことありません)
なので、(強引な勧誘をしなければ)紹介者が信頼を失うことは、まずあり得ないのです。
※現実的には、イメージの悪さのせいで、その限りではないですが
違い④ 稼ぎやすさ
報酬形態が異なるので、稼ぎやすさも異なります。
インターネットビジネスは即金型のビジネスもあります。
つまり、すぐに結果に繋がりやすいビジネス。
例えば、せどりはその1つです。
商品を仕入れて販売すれば、その差益をすぐに得ることができます。
また、ブログアフィリエイトのように、構築型のモデルもあります。
安定してアクセス数を稼げるブログを、時間をかけて構築すれば、権利的な収入を得ることも可能です。
自分にあったものを選ぶことができるというのが、インターネットビジネスのメリットではないでしょうか。
一方で、ネットワークビジネスは、100%構築型です。
「ネットワーク」というくらいですから。1ヶ月やそこらで構築することはできません。
すぐに結果を出す人もいますが、それはすでにネットワークを持っていた人です。
それまでに周りの信頼を得ている生き方をしてきたのであれば、そこに商品を流通させることは難しくないですよね。
長い目で、ネットワークを構築し、そこに商品を流通させることで半永久的に権利的な収入を得ましょう。というのが、ネットワークビジネスのコンセプトですね。
ブログアフィリエイトの「オフライン(リアル)版」と考えたら、近いかもしれません。
しかも、2ティア、3ティア…要するに、紹介の紹介の紹介…まで、報酬に紐づくので、場合によっては、アフィリエイトより報酬形態はいいと言えるかもしれませんね。
さらに、リピート購入してくれる商品なのであればなおさらです。
違い⑤ リスクと将来性
ここは結構重要です。
せっかく頑張って構築しても、なくなってしまったら努力が水の泡ですからね。
インターネットビジネスの場合、いろんなモデルがあるので、組み合わせは自由です。
逆に言えば、1つのモデル、1つのプラットフォームに依存したビジネス展開をしてると結構危険かも。
例えば、YouTubeだけで稼いでいるとすれば、YouTubeが使えなくなったら終わりです。
YouTubeが「広告を廃止しますよ」と言えば、広告収入は一切なくなるわけですから。
「そんなの絶対ない」とは言い切れないんです。
だから、YouTubeの広告収入だけに頼るのではなく、YouTubeで集まったお客さんに
- 商品を売ってアフィリエイトしたり
- 自分の商品を売ったり
- オンラインサロンを売ったり
と、他の収入源へと発展させていくのがベストです。
一方で、ネットワークビジネスの場合は、発展が難しい。
先にも伝えたように、構築したネットワークを他の収入を得る目的で利用することが禁じられていることがあるからです。
せっかく構築したネットワークに、自分の商品を販売することができないのです。
今のご時世、どんな大手企業も「絶対に潰れない」とは言い切れないのです。
ただし、メーカーが存続している限り、構築したネットワークのおかげであなたには収入が入り続けるのです。
まとめ[どっちが稼げる?]
ここまでをまとめると、インターネットビジネスとネットワークビジネス、一番大きな違いは
ここなんです。
だから、ある意味ではネットワークビジネスの方が簡単かもしれませんね。
だって、商品も、組織の仕組みも、すべて出来上がっているんですから。
メーカー(会社)に守られているのが最大のメリットです。
一方で、インターネットビジネスは、(猿真似からスタートしてOKですが)自分でビジネスモデルを構築していく必要があります。
あくまで、自分のビジネス。誰も守ってくれません。
じゃあ、どっちが稼ぎやすいか?と言われると、即金を稼ぐならインターネットビジネス。
しかし、ネットワークビジネスで毎月20〜30万の収入を得ることができたなら、それが崩れることはほとんどないかと思います。(構築の仕方によりますが)
ちなみに僕は、ネットワークビジネスではダメダメでした。
インターネットビジネスでは、すぐに結果が出ましたが、そのへんは相性かなと。
僕はネットワークビジネスをスタートした当初、
- 人見知りで
- コミュニケーション能力が高いわけでもなく
- 特にタレント性もない
- 周りから信頼されているわけでもない
- 平凡な人間でした
だから、まったくコミュニティを形成することができなかったんですよね。
恥ずかしながら、身近な人に信頼されてなかったわけです。苦笑
だから、信頼が不要な(集客が不要な)「せどり」が当たっただけです。
ひたすら仕入れればいい。こういったビジネスモデルが相性がよかっただけですね。
なので、どちらがいいとは結論づけることができないのが、正直なところ。
どちらもいい点、悪い点あります。
上の比較を参考に、「自分にはどっちが合っているだろうか?」と、考えてもらえるきっかけになれば幸いです。