ども、しおみです!
今日は、起業に失敗した過去の僕へのアドバイスを記事にしました。
- これから起業をしようと思っている
- 起業するのが怖い
- 起業して失敗したことがある
- 再就職しようか悩んでいる
- 生涯、会社員を全うできるか悩んでいる
こんな人におすすめの記事です。
僕の過去の経験と、今だからこそ送れるアドバイスをまとめました。
ぜひ参考にしてもらえたら幸いです。
起業に失敗して再就職するまで
起業に失敗。再就職か起業を目指すか、究極の選択
何を隠そう(いや、隠してないけど)僕は、大学生の頃から起業したい欲が強めでした。
しかし、何をやっていいかわからず
- お金もない
- 知識もない
- 人脈もない
そんな中で起業する勇気はなかったので、とりあえず就職したのです。
しかし、貯金をためる以外に何もできず…
悶々とし始めた3年目にチャンスが到来。
自称「起業家」と出会い、僕も会社員をやめて起業することに。
起業家の正体は「アムウェイ(ネットワークビジネス)」の成功者。
アムウェイはクチコミで商品を広めて、ネットワークを構築するビジネス。
ネットワークの大きさによって報酬額が決まるビジネスモデル。
無知だった僕は、自ら商品を買い漁り、たった1年で貯金300万を使い切ってしまったのです。
そこで
- 諦めて、再就職するのか?
- 諦めずに、起業を目指すのか?
究極の選択を迫られた。というわけです。
僕が選んだのは
僕が選んだのは、起業を目指し続けることでした。
アルバイト、派遣でなんとか生活費を稼ぎ、空いた時間で起業を目指し続けました。
しかし、さらに2年が経っても状況は悪くなる一方…
- 給料は毎月使い切り、ギリギリの生活
- 睡眠時間を削り
- 周囲の信頼を失っていくばかり
そんな3年間でした。
しかし、気がつくと、30歳が目前…
「30歳を過ぎてしまったら、再就職先がなくなるんじゃないか」
こんな不安に駆られて、ハローワークに通いました。
そして、ついに再就職をすることに…
正社員に戻るという選択をしたのです。
(詳しくは、しおみのプロフィール参照)
起業に失敗→再就職→再チャレンジ
正社員として再就職した僕は、それでも起業を諦めきれませんでした。
- 朝、目覚まし時計で、無理やり目を覚まし
- 決まったことを毎日こなすだけの毎日
- 営業成績は、給料に反映されることなく
- 午後は眠気との戦い
- 楽しみは、年に3回の長期連休だけ
この生活に逆戻りした途端に、アレルギー反応です。苦笑
全然仕事は手につかず、なんのために生きているのかすら疑問視し始めました。
そんなときに、インターネットビジネスと出会ったのです。
当時、仲良くしていた友達が、インターネットビジネスの講師としてデビューし、僕もその生徒となる決意をしたのです。
(詳しくは、ワタリドリメルマガ参照)
すると、副業でスタートしたにも関わらず、初月から利益20万達成…
翌月も、その翌月も…右肩上がりに利益を伸ばしていったのです。
「これはまぐれじゃない…!」
そう確信した僕は、再就職した会社を早々に退職。
そして、今では(もちろんたくさん苦労もありましたが)
会社を設立するまでになり、再就職をするという選択肢は、完全に消えてしまったのです。
起業に失敗して再就職した当時の僕へ5つのアドバイス
さて、ここからが本題です。
起業に失敗した当時の僕は、再就職という選択をしたわけですが、(運良く起業側に戻れましたが)「今の僕ならどうするだろう?」と、考えてみました。
これから紹介するアドバイスはあくまで、今の僕から当時の自分へのアドバイスです。
アドバイス① なぜ起業したいと思ったのか?を思い出せ
「再就職しようか?」「起業チャレンジを続けようか?」
迷ったのなら、なぜ起業を目指したのか、思い出して欲しい。
僕の場合は、
- 「やってもやらなくても同じ」が、耐えられない
- もっと自分の可能性にチャレンジしたい
だから、一生会社員を続けることはできないと思ったし、起業しか生きる道はないと思ったんですよね。
だとしたら、
「会社員としての生活に戻れるのか?」
「それを一生続けることができるのか?」
って。
再度、問いかけてみると答えは明白です。
「オイラ、会社員できないぃぃぃ」
起業できるか?できないか?じゃなくて、
起業を「やる」か「絶対やる」か「死んでもやる」という選択肢しかなくなるわけです。
だって、「会社員できないぃぃぃ」なんですから。
他に選択肢はないのです。笑
アドバイス② 正社員を頑張った先に、起業はない
僕は、人を雇う側になって初めて気がついたんですが、正社員の先に起業はありません。
恥ずかしい話、正社員を頑張った先に独立があると思ってたんですが、それは完全に幻想でした。
理由はとても単純で、正社員と経営者では、求められる能力がまったく違うからです。
正社員は、与えられた仕事をこなすこと(1→100にする)
経営者は、仕事を作り出すこと(0→1を生み出す)
だから、正社員を極めれば、すごく優秀な正社員にはなれますが、経営者にはなれないのです。
これは、どちらが優れているとかではなく、役割が違う。それだけの話です。
欧米には、こんな格言があります。
成績がAの学生が、成績がCの学生の会社で働く
つまり、いい大学を出て、いい会社に就職すれば経営者になれる、というわけではない。
起業をしたいのなら、起業をすることでしか必要な能力を磨くことができないのです。
アドバイス③ 「期限」を決めなさい
何事も「いつまでやるのか?」期限を決めることが大切です。
ただし、「○○までに成功できなかったら、起業を諦める」という期限ではありません。
そうではなくて、「その事業で、いつまでチャレンジするか?」を決めろということ。
僕は、アムウェイで3年以上ビジネスをやっている「つもり」でした。
1円の収入もないくせに。苦笑
何がダメなのか、どう改善したらいいのか、ろくに考えることもせずに、だらだらと3年がすぎていたんですね。
だけど、なぜか「このビジネスだ!!」って最初に思ったから、それを捨てきれずにいたわけです。
もし、具体的な期限の目安は?と聞かれたら、3年。
どんな事業でも、3年やってダメなら諦めていいかと。
どんな優れた起業家でも、事業が100%あたるなんてことはあり得ません。
3年やってみてダメなら、次の事業にチャレンジしてOKです。
「この事業は自分に合わなかった」でいいんです。相性もありますから。
だって、起業は0→1を生み出すので、やってみなきゃわからないことばかりですよ。
ただ、僕の場合、元々「教育」「人材育成」に興味があったわけです。
だから、ネットワークビジネスはドンピシャだった。そこを離れるのが怖かったんです。
インターネットビジネスで、果たして「自分が本当にやりたいこと」ができるのか?
そこだけが心配だったわけですね。
でも今では、せどり(オンライン物販)を取っ掛かりに、起業家育成や、企業の人材育成に携わっています。
「自分が本当にやりたいこと」は、今すぐできなくてもいいんです。
なぜなら、どんな寄り道をしたとしても、最終的にそこに行き着くんですから。
まずは、起業して生活できるようになることが最優先ですね。
そのための手段を探し、自己成長し続けることが大切なのです。
アドバイス④ なぜ失敗したのか?原因を探れ
起業に限った話ではないんですが、うまく行かなかったときに
「あーダメだった〜」で終わるから「失敗」で終わってしまう。
成功するまでに失敗はつきもので、一発で成功することなんかほとんどあり得ないんです。
だから、成功するためには、失敗したときに、「なぜ失敗したのか?」を探ることがとても重要。
原因を突き止めて改善することで、着実に成功に近づけるわけです。
ちなみに僕の場合は、集客ができないのが原因でした。
ネットワークビジネスで成功するには、「いかにして新規集客をするか?」が、成功のための1つの要素。
集客という概念を持たず、
- 手当たり次第、知り合いに声をかけたり
- 知らない人にも声をかけたり(笑)
- 嫌がる人を無理やり取り込もうとした
そんな僕の姿勢は、身近な人の信頼を失うには十分だったわけです。苦笑
だから、成功するための選択肢は2つ。
- 集客をちゃんと学ぶ
- 集客不要のビジネスモデルに切り替える
このどちらかですよね。
そこで、僕は(たまたま偶然)集客不要のビジネスモデルと出会い、成功できたわけです。
アドバイス⑤ 「諦めたらそこで試合終了ですよ」
本業と副業の違い。定義はなんでしょう??
僕は、気持ちの本気度だと思うんですよね。
だから、取り組む時間は少なかったけどインターネットビジネスが「本業」。
毎日朝から晩まで働く会社員の方は、生活費を稼ぐための「副業」でした。
とにかく本業(インターネットビジネス)で稼ぐことが、僕のミッションだったのです。
本業で成功する秘訣は、とても簡単です。
成功するまで諦めないことです。失敗しても成功するまで立ち上がること。
失敗→→→検証→→→改善→→→実践→→→失敗→→→検証→→→改善→→→実践→→→・・・→→→成功
この繰り返しです。
なんか根性論みたいに見えるので、あまり好きではないんですが、
成功とは、誰でもできることを、誰にもできないくらいの量(or 質)をやることでしか得られない、案外地味なものなんです。
- すんごいアイデア
- すんごいノウハウ
- すんごいテクニック
残念ながら、そんなものに頼った成功者は、世の中に1%も存在しないのです。
だから、成功するまで副業(派遣やアルバイト)で生活費を稼ぎながら、本業を続けたらいい。
※もし副業として正社員で再就職するなら、時間を自由に使えることが条件
当たり前ですが、もし本業を諦めてしまったら、その時点で起業への道は閉ざされるのです。
まとめ
起業に失敗して、再就職するかどうか?
もし悩んだら、残りの人生、本当はどうしたいのか?考えてみてください。
- 会社員として生きるのか
- 経営者として生きるのか
もし経営者として生きたいのなら、諦めないでください。
副業として会社員や派遣、アルバイトをしながらでも、起業にチャレンジすることはできます。
ぜひ自分の可能性を信じて、努力を続けてもらえたら嬉しく思います。